タノラマタウン

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アジャイルについて最初に知るべきことだけをまとめてみた

今の副業してるところが本格的にフルコミットのエンジニアと学生インターン数名で開発組織を作ろうとしていたものの アジャイル開発について開発フローも何もかも全然わからんという状態だったので、 とりあえずアジャイルサムライとかScrum Boot Campとかエンジニア組織論への招待とかは読んでもらうとして

最初に知るべきことだけをまとめてみた。

  • 歴史
  • アジャイルに対する誤解
  • 目指すべきところ、そのために明日からやること

という構成に

特にこだわったのはアジャイルに対する誤解のところ

これだけ色々なところでスタートアップやっているアントレプレナーやエンジニアがいる中で アプリの開発について色々聞いたことや、ちょっとググって色々な資料が出てきたりする。

大体開発やったことない事業サイドの人だと、それらの情報から間違った開発フローのイメージ持って 突き進んでしまうなと経験的に感じているので、歴史的経緯と誤解を解消して事業サイド、開発サイド もゼロベースでスタート地点を合わせてこれから皆でインプットして健全に議論しながら 進めていこうというところを目指してみた

https://speakerdeck.com/hikoharu06/aziyairudeiketerutimuru-men

GTmetrix使ってサイトのパフォーマンス改善した

これは何

ブラウザアプリをGTmetrixというサイトのパフォーマンス計測するサービス使って、速度面でのボトルネックを特定して解決した話

https://gtmetrix.com/

そもそもなぜやろうと思ったか

最近、SEOやらコンテンツマーケティングやらに興味が出てきて、グロースハック的なmeetupに行っている。 その中である人が、「グロースハックには色々施策あるけど、一番コスパのいい施策は速度改善」と言っていたのが印象的だった。 実際に自分がプロダクトオーナーやっているサービスで試してみた

実際やってみた

これが最初に計測した時

f:id:hikoharu06:20180802160803p:plain

屈辱のF評価。。。。 どの項目が悪いか調べると

  • Serve scaled images: 必要以上に大きい画像を用意して、cssでサイズ調整している

  • Enable gzip compression: gzip圧縮を使っていない

  • Leverage browser caching: ブラウザキャッシュが有効になっていない

が問題なのがわかる。

なので、それぞれ

  • Serve scaled images: 画像のサイズ調整

  • Enable gzip compression: nginxでcss,javascriptgzipするようにnginx.conf設定変更

  • Leverage browser caching: nginxで静的ファイルを30日間ブラウザキャッシュするようにnginx.conf変更(ブラウザキャッシュはブラウザ側の設定だけだと思っていたので、nginxにも設定あるの初めて知った)

結果が

f:id:hikoharu06:20180802160742p:plain

喜びのA評価!!

まとめ

まだサービスが動くようになってから、数ヶ月ということもあり2〜3時間程度で対応できた。nginx周りで少し詰まったので、知識ある人なら1時間以内とかでできると思う ただこれが1年運用したとかになると、膨大な修正を入れなければならず、永遠塩漬けになる未来が見える。。。

持論だけど速度改善(にとどまらず改善系全般)は担当者がちょっと手が空いた2時間くらいで「やってみるか」という状態にいかに保つことが重要だと思う。

  • マメにリファインメントして、課題の粒度を細かくしておく
  • 計測方法、修正方法の確立
  • チームの文化(空いたらその分機能開発ではなく、改善に力を注ぐ)

のを常に実行しようというのが改めて身にしみた

2018年上半期の活動の話

退職していろいろなプロジェクトに首突っ込むようになったので、振り返りも兼ねてやってきたことまとめ

若者向け飲食店管理アプリ開発

ロール:スクラムマスター(開発組織、フローというものがしっかり存在しなかったので、いろいろ並行してやっていた) 使った技術:Ruby On Rails,AWS,React Native,Google Place API,Google Nature Language API,Google Vision API

モラトリアム期間にスタートアップでフリーランスとしてjoin。 GoogleAPIいろいろ使って画像解析のロジックの開発したり、開発組織も文化もまだないところに 自律した開発組織を作ろうと、いろいろ文化作りしたりと楽しかった。 無事リリースできたので、役目終了

写真のプリントアプリ開発

ロール:プロダクトオーナー

結構サイクル回してきて、リリース数ヶ月前というところでjoin。プロジェクトとしていろいろカオスな状態だった。

これまでPMやってきた中で、とりあえず下記を徹底すれば70点くらいは取れると経験上わかっていたので実施

  • タスクの可視化(特に誰がいつまでにやるか)
  • ボールをひたすら拾う(自分はelseだと言い聞かせる)
  • オンラインでのコミュニケーションの頻度上げる

無事復活させることができ、これまでやってきたことが、結構つぶしの効くスキルだなとわかってよかった。現在も継続中

保育の情報集約サービスの開発

ロール:プロダクトオーナー、事業責任者

事業として、会社のGoサインが出たところでJoin.何も決まっていないところからサービスの価値を定義するため、 インタビューしまくって、リーンキャンバス、エレベーターピッチ作ったり色々やった。 0→1で価値を生み出すということについて、色々考えチャレンジできてよかった。 ただWhatを考えるハスラー的な役割をやってみて、やっぱり自分の強みはHowの部分を考えるハッカーの方に向いているとも思った 現在も継続中。価値に関してはピボットの可能性は大いにあるが定義できてきたので、ここからはビジネスモデル、KPIとかの話

エンジニア組織作りのコミュニティ構築

エンジニア組織に対する組織開発の施策の知見って会社ごとに閉じているな、、、もっと交流する場があればいいのにな と思い、やっている活動。色々な人の助けもあり、かなり強いメンバーが集まったので強固なコミュニティを作っていきたい

VRスタートアップの手伝い

ロール:プロジェクトマネージャー

知人の紹介でエンジニアはいるけど、プロジェクトどう進めるかとかわからないということで技術顧問(PM)でジョイン 要件決めたり、開発フロー作ったりしている 最初にやること、やらないことを代表としっかり定義したこと、あとは人の相性もあるかもだけど上手くいっている。現在も継続中

仮想通貨アービトラージシステムの開発

個人でやっている開発。億り人に販売するというプランもあり結構進んだが、途中で凍結。 最近は気持ちが乗らず、開発も運用も止めてしまった。 システムである以上、障害は仕方なく(しかも外部APIとか使っているならなおさら)、しっかり保守していく覚悟がいるなと学んだ。

フィンテック系サービスの開発

ロール:CTO

知り合いとやろうとしているサービス。スタートアップというより 結構堅実なビジネスモデル。パートナーとの調整や要件定義やデザインは概ね完了 開発着手するにあたってどこで、どういう調達をして進めていくかを検討中

まとめ

色々やる中で、0→1って面白いなと改めて思った。自分の強みと合わせると厳密には0.3→0.8くらいのフェイズ どういう事業領域とかはあまりモチベーションには関係なかった。 しばらくは複数プロジェクトを同時並行して進めて、一番自分が興味あって、価値出せるところに集中していきたい。

同時にこんな感じの働き方に寄せていくと、エンジニアとしては終わりに近づいていくな。。。という実感もある。 技術的な問題解決とかは好きではあるものの、実際0→1のフェーズだと、とにかくフロントを爆速で作るというのがどうしても求められ、そこにはあまり適正も、興味 もないかなと とはいえエンジニアに軸足は置いていたいので、0→1のフェーズの中で、自分のエンジニアとして価値の出し方は探していきたい 最近だとグロースハック周りはやっていて面白いし、抽象化もしやすくていいかなと思っている

沈黙のWebマーケティング

最近SEOからコンテンツマーケティングから色々勉強していく中で面白いという評判を聞いて「沈黙のWebマーケティング」読んでみた。 結論としては控えめに言ってメチャクチャ面白い

この本自体が最強のコンテンツマーケティングではないかと思うほど

とにかく設定がシュールで

  • 主人公は幽遊白書の戸愚呂みたいなビジュアル
  • 愛車のジャガーのことを白い豹と呼ぶ
  • PCは盗難防止のために重くして50kg
  • CPUのスペックをあげた結果、10分を超えるとオーバーヒートする
  • そんな特注のPC使っているから、普通のPCタイピングすると爆風で周りのものが吹き飛ぶ

という感じww

とはいえ、そんな破天荒なんだけど書いていることは極めて正統派でよく理解しないまま、SEOなど小手先に頼っていた家具屋を コンテンツ脳で本質的なマーケティングをしていくというもの

具体的なツールも紹介しているので、何も知らなくてもこれ読めば大まかな流れがわかる。(最初にこれ読んでおけばよかった。。)

結構設定が色々都合いいので、現実にすぐ落とせるかというとそんなことはないというのが欠点といえば欠点

単純に読み物として相当面白いので、「エンジニアだけどグロースハック領域も学んでいきたい」とかの時には最初の1冊として文句無しでおすすめ

https://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E6%B2%88%E9%BB%99%E3%81%AE%EF%BD%97%EF%BD%85%EF%BD%82%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0&tag=googhydr-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=175473924903&hvpos=1t1&hvnetw=g&hvrand=13588682369499508487&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=e&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1028853&hvtargid=kwd-278761261654&ref=pd_sl_3d3mk63xcl_e

ピーター・ティールについて

何か名前は聞いたことがあるんだけど、ピーター・ティールって誰?と思っていたけど、 実はイーロン・マスクエリック・シュミットとかと肩を並べるくらい凄い人だったらしい。 PayPalを創業して、大成功。そしてPayPalの創業メンバーはそろってスタートアップの世界でPayPalマフィアと呼ばれて 大きな影響力を持っている

この本で一番強調されているのが「競争ではなく独占、隠れた真実を見つけよう」ということだったと思う

リーンスタートアップとの対比が面白くて

リーンスタートアップでは

  • 先のことはわからないし計画は必要ない
  • とにかくムダを減らして、小さく少しずつ進む。
  • プロダクトに集中する。良いものがあってこそのマーケティング
  • 多分エンジニアが好きな概念

それに対してピーター・ティールは

  • どこのマーケットを取りにいくかは非常に重要
  • 小さく終わるな、大きく賭けよう
  • マーケティングなくして、プロダクトは成功しない
  • 経験豊富な事業家とかが好きそう

というところを感じた。

結構本の中で「リーンスタートアップは間違っている」という論調もあるけど、対極の考え方ではなく共存できるもの 3人でスタートアップとかやる時に、チーム内にリーンスタートアップ派とピーター・ティール派があると健全な対立、議論が起きて いいんだろうなーとか思ってしまった

スタートアップは誰も気づいていない問題を抱える小さな市場を独占する、そこから隣の市場に広げていくというのがピーター・ティール的な勝ちパターンだけど まさに自分がやっている保育の領域は問題を抱える小さな市場ではあるものの、独占しきる前に競合が増えてしまった

そして隣の市場は子育てだったり、習い事だったりするんだけどまだそちらに広げていけてないというのが課題かなと、、 ピーター・ティールの戦略を実現している市場、企業があれば是非知りたい。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%B3-%E5%90%9B%E3%81%AF%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E4%BD%95%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E5%87%BA%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%8B-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/dp/4140816589/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1531492139&sr=8-1&keywords=zero+to+one

コンテンツマーケティングについて

最近関わっているサービスで

  • ユーザー体験の向上
  • 集客効果

を期待してオウンドメディアの検討してみた これまでアプリケーションの開発、ディレクションとかはもろもろやったことあるけどメディアは始めてで 色々難しい&興味深かったのでまとめてみる

メディア(=色々な側面があるが、ここでは集客や自サービスを知ってもらう、ファンになってもらうための手段と定義する)はまず3つあり

  • オウンドメディア:自社でのメディア
  • ペイドメディア:いわゆる広告
  • アーンドメディア:口コミ、SNS

となる。

最近の流れとしてオウンドメディア上でのコンテンツマーケティングがアツいらしい 背景としてはgoogle検索エンジンが数年前から賢くなった、それまでは中身のない記事に大量にリンクを貼るとかで スコアが高く判定されていたが、賢くなったことで本当に価値のある情報、濃い内容を書かないとスコアが高くならなくなった あとは人々の購買行動の変化で、SNSの普及や検索エンジンの成長により、かつてなく人々には膨大な情報がプル型で押し寄せてきて なおかつ情報には簡単にアクセスしやすくなった。 そんな中、ノイズのような広告はどんどん形見が狭くなっていって、短期的ではなく、質の高い役立つコンテンツを発信し続けて、長い期間をかけて 自サービスのファンになってもらうようなマーケティング。すなわちコンテンツマーケティングが台頭してきた

まあ、広告やっている人とかも日常アプリを使っていて「ウザい」とかはきっと思っているはずで、今まではある種テクノロジーが未成熟かつ普及しきってなく 本来あるべき状態にならざるを得なかったのが、テクノロジーの成長とコモディティ化によって、あるべき状態に近づいたというのが感想

この本がわかりやすかった 余談だけど、この本出しているイノーバーという会社、コンテンツマーケティングしている自社の魅力をコンテンツマーケティングするという中々面白いことやっている しかもクオリティ高くて、色々お世話になった

https://www.yodobashi.com/product/100000009002458776/?gad1=&gad2=g&gad3=&gad4=56278881131&gad5=12088002889903427899&gad6=1o1&gclid=EAIaIQobChMI5Y-w_KLx2wIVVRmPCh0WXAcoEAYYASABEgIFWvD_BwE&xfr=pla

リーンスタートアップについて

スタートアップのバイブル的な本をついに読んでみた 全体的な感想としては、広く浅くという感じでどういった立場の人に向けてもそれなりに役に立つ内容書かれている

  • 2〜3人でまさにスタートアップやろうとしている
  • 製品はあって、組織も30人規模でこれから成長させようとしている
  • 数千人規模の企業の中で新規事業やろうとしている

それぞれの軸で語られているのが面白かった

色々な角度から言っているが基本的には同じトピックに収束していって

ビジネスのことは実験として捉える

これに尽きる

多分プロジェクト型の仕事をしていると一番違和感感じるのがこれ、そもそも受託開発のような機能リスク対策で、Whatの割合を減らしているモデルだと 違和感しかない。 受託ではなく、自分たちでマーケットに製品を提供する。何を作るべきか自分たちで決めて、結果がダイレクトに跳ね返ってくるプロダクト型だと 初期段階で何を作ればいいのかを100%固めるのはどうやっても不可能→売上とか利益よりもとにかく早く「何を作るか」の正解にたどり着くことが重要 という考え方の元

仮説→検証→検証による学び

というサイクルが重要視されている。

一般にPDCAと似ているが、PDCAはとりあえず何でもつかっておけというのに対して、仮説検証サイクルは一定の縛りがある。

それは仮説は必ず下記を満たしていないといけない

  • 価値仮説:ユーザーに価値を提供しているか
  • 成長仮説:ビジネスとして拡大するか

要するに仮説に求められるのは検証したとしてビジネスとして成り立つのかという1点のみ PDCAでよくある「Actionで情報共有悪いから、朝会やるようにしよう」とかはこのフレームでやるべきではない

そして正解かどうかを判定するのは必ず定量的でなければならず、つまり全て徹底的にデータドリブンでやるべきということ そして、その末の学びに勝ちがあること

まとめると実験という言葉の中にあるのは

  • ビジネスとして成立かどうかを定義した仮説
  • 必ずビジネスの中で定量的に検証可能であること
  • 検証した結果がその会社のビジネスにおける1つの真実となり、それが今後の決定に影響を与えること

だと思われます。