GTmetrix使ってサイトのパフォーマンス改善した
これは何
ブラウザアプリをGTmetrixというサイトのパフォーマンス計測するサービス使って、速度面でのボトルネックを特定して解決した話
そもそもなぜやろうと思ったか
最近、SEOやらコンテンツマーケティングやらに興味が出てきて、グロースハック的なmeetupに行っている。 その中である人が、「グロースハックには色々施策あるけど、一番コスパのいい施策は速度改善」と言っていたのが印象的だった。 実際に自分がプロダクトオーナーやっているサービスで試してみた
実際やってみた
これが最初に計測した時
屈辱のF評価。。。。 どの項目が悪いか調べると
Serve scaled images: 必要以上に大きい画像を用意して、cssでサイズ調整している
Leverage browser caching: ブラウザキャッシュが有効になっていない
が問題なのがわかる。
なので、それぞれ
Serve scaled images: 画像のサイズ調整
Enable gzip compression: nginxでcss,javascriptをgzipするようにnginx.conf設定変更
Leverage browser caching: nginxで静的ファイルを30日間ブラウザキャッシュするようにnginx.conf変更(ブラウザキャッシュはブラウザ側の設定だけだと思っていたので、nginxにも設定あるの初めて知った)
結果が
喜びのA評価!!
まとめ
まだサービスが動くようになってから、数ヶ月ということもあり2〜3時間程度で対応できた。nginx周りで少し詰まったので、知識ある人なら1時間以内とかでできると思う ただこれが1年運用したとかになると、膨大な修正を入れなければならず、永遠塩漬けになる未来が見える。。。
持論だけど速度改善(にとどまらず改善系全般)は担当者がちょっと手が空いた2時間くらいで「やってみるか」という状態にいかに保つことが重要だと思う。
- マメにリファインメントして、課題の粒度を細かくしておく
- 計測方法、修正方法の確立
- チームの文化(空いたらその分機能開発ではなく、改善に力を注ぐ)
のを常に実行しようというのが改めて身にしみた