hikoharu's PM blog

プロダクトマネジメントについて考えていること。twitter: @hikoharu06

スタートアップがCTOを探すときに用意しておくべき、1つの質問とその答え

最近スタートアップをやっている知人から「今、CTO探していてて、、」と聞かれることが多いです。

大体フェーズはseed期で

  • アクセラレーションプログラムでCTO見つけてきたら出資すると言われた
  • 人脈で出資までは取り付けたがプロダクトを内製開発していきたい
  • 受託で生まれたキャッシュで自社プロダクトを内製開発したい

みたいな状況がほとんどです。

スタートアップで技術アドバイザー的なことを副業でしているというのもあり、最初は現在の状況とか、どういったことがやりたいのか細かくヒアリングしていたりしたのですが、大体の場合、結局同じところに収束することに気づきました。 どこに収束するかというと

「そのエンジニアが、メルカリやクックパッドといった大企業ではなく、自分でサービスを作るわけでもなく、
あなたの会社でやる理由は何なのか?」

ということ

紹介を求めている以上は、これに対する解は欲しいな、、、と思います。 今エンジニアは超売り手市場なわけですし

主観が大分入ってますが、いくつか回答パターンとNG,OKをメモしておこうと思います。

NGな例

「エンジニアリング以外は僕が全部やるから、コード書くのに集中できるよ」

全部やったことがあるのかと聞きたい。メッチャ辛いし、そもそもできないと思う。さらに、仮にこれを魅力に感じるエンジニアがいたとして、おそらく趣向性がスタートアップ向きでないと思います。この体制で成功するのはなかなか難しいですね、、、

ビジネスモデルが〜」

本当に面白そう(もしくは画期的)と思ったなら、自分で個人開発なり、会社を作ってやります。あなたとやる理由にはならないかなと

「0から全部自分でプロダクト作れるよ」

個人で開発します。

OKな例

顧客接点がある

特定領域toBとかで決裁者の人脈があり、販路を確保できそうなケース。 大体顧客の深いところのニーズを捉えて、ヒアリングできる環境もできている。 プロダクトさえ作れば、とりあえずはお金を払って使ってくれるユーザーが確保できそうというのはとても大きいです。

人柄

これかよと思うかもしれませんが、結局はここが大事。 エンジニアリングができても、自分一人だと何かをアップデートするような大きなものは作れないだろうということは皆薄々わかっています。また一人だとモチベーションが続かないということも ユーザーの気持ちがわかる原体験があって、情熱持って一緒にやれる人はどんなテーマであれエンジニアからすると魅力的に映ります。

おわりに

スタートアップは何かしらの取っ掛かりがあることと、その可能性を信じて情熱を持って進んでいけるチームがある以外は、アイデアが素晴らしかろうが、マーケットがあろうが、あまり意味はないんじゃないかなと個人的に思っています。

現在、エンジニアはかつてない売り手市場 というわけで、周りに「〜なエンジニアを紹介して、、、」と聞く時には、一行でいいので

「メルカリやクックパッドといった大企業ではなく、自分でサービスを作るわけでもなく、あなたの会社でやる理由は何なのか?」

に対する自分が思う解を添えてみましょう。 メッセージ送る時も1行でもいいので、最後に添えると紹介率がアップするかもと思います。